FXはいくらかかるの?FX少額取引のすすめ

米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、南ア・ランド外貨預金体験談

外貨預金体験談
性別・年齢:30代男性
通貨:米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、南ア・ランド

 

社会人になってもらった初めての冬のボーナスを手に、使い道をあれこれ考えていると、イーバンク(現・楽天銀行)の外貨預金での高金利が目に飛び込んできました。

 

高金利運用を狙って外貨預金に挑戦

米ドル年利4%、ユーロ5%、南アフリカランド10%台と日本円の定期預金の金利とは比べ物にならない水準。円建ての定期預金に預けても得られる利息はスズメの涙ほど。外貨の高い金利に魅せられ、早速インターネットバンキングの口座を開いたのは、2007年でした。

 

07年当時の為替レートは、米ドル110円台後半、ユーロ160円台、オーストラリア(豪)ドル90円台、南アフリカランド15−17円台。ボーナスが支給された後、少し円高に振れたことを機に、米ドル117円、ユーロ163円、豪ドル96円、南ア・ランド15円でそれぞれ両替しました。手数料はインターネットバンキングのため、メガバンクより割安で、各1通貨あたり25銭〜45銭。

 

冬のボーナスの一部で、米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、南ア・ランドそれぞれ10万円ずつ外貨預金での投資スタートでした。

 

しばらく為替レートに大きな変化はなかったものの、2カ月ほどして、対豪ドルで少し円安が進んだため、金利収入ではなく円安による利益を確定するため、一旦解約。円から豪ドル、豪ドルから円への両替手数料を差し引いて、10万円の元手が10万3000円ほどになりました。投資を始めたのは外貨預金がきっかけで、幸先よくスタートを切れたと喜んでいたのをいまでもよく覚えています。

 

2007年までは円安局面が続いており、ミセス・ワタナベと言われる個人投資家が外国為替証拠金取引(FX)で、何百倍ものレバレッジを効かせ、為替取引で大きな利益を上げていたことがクローズアップされていました。こうした潮目が変わったのが2008年9月の世界経済を震撼させたリーマン・ショックでした。

 

リーマンショックで円高になり外貨預金は塩漬けに

為替市場は短期間に一気に円高に振れ、1ドル100円を切り、08年年末には90円台に突入。ユーロ120円台、南アフリカランドは7円台にまで落ち込みました。南アフリカランドにいたっては、円換算での評価額は一時5万台と投資額の半分に急落、豪ドルを売却して3000円の利益を上げて浮かれていた矢先、損切りもできないまま、みるみるうちに損益が膨らんでしまったのです。

 

世界経済の停滞とともに、各国中央銀行は政策金利を切り下げ、外貨預金の大きな魅力であった高金利も引き下げられ、利息収入も期待できない状態に。さらに追い打ちをかけたのが、ギリシャの財政危機に端を発した欧州債務危機。これを契機に為替レートは超円高時代に突入。

 

含み損はどんどん膨らみ、外貨預金の投資は完全に塩漬け状態になりました。外貨での取引を開始する際に、高い金利に魅せられましたが、最も注意しなければならない、急激な為替レートの変動になす術がありませんでした。為替レートで円高が進行すると、円換算での外貨預金の残高が目減りし、元本割れとなります。損失を最小限にとどめるため、いくらまで円高が進めば、外貨預金の取引を解約するか対応策を決めておくのが必要です。

 

外貨預金も普通と定期預金にカテゴリーが分かれていて、定期の方が高い金利設定となっています。しかし、銀行によっては、定期預金の中途解約ができないこともあるので注意が必要です。

 

2012年以後、アベノミクスで回復し、利益を確保

2012年冬、塩漬け状態の外貨預金に明るい兆しが見え始めたのです。民主党政権から自民党が与党に復帰し、安倍晋三首相がアベノミクスを打ち出すと、為替レートは円安に方向転換を始めました。

 

為替レートは1ドル70円台の超円高から円安が進行。これを機に2014年、1ドル120円に突入した際に、塩漬け状態だった米ドル建ての外貨預金を解約しました。10万円の元手は、投資を開始した当時は1ドル117円で、3円ほど円安が進んだので、円からドル、ドルから円への両替手数料、合計50銭を除くと2500円の利益が上がったのです。さらに、外貨預金を開始した最初の年は金利が年利4%(税引き後3.2%)だったため、約3000円の金利収入となりました。

 

ドル建ての外貨預金に関しては、約5500円の利益が最終的に確保できました。10万円の投資に対するリターンは5.5%ですが、経過期間をみると、07年から開始し、外貨預金を解約した14年までの7年間で、年利は約0.8%に。一方、ユーロと南アフリカ・ランドに関しては、両替した時よりも、まだ円高の水準のため、塩漬け状態が続いています。

 

アベノミクスや日本銀行による金融緩和で、足元では円安の傾向が続いており、為替レートの円安傾向で外貨預金の魅力が増してきました。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測がくすぶる中、米ドルの金利の上昇の期待も高まっています。

 

外貨預金のデメリット 手数料が高い

外貨預金は投資の1つとして、定着しつつありますが、急激な為替レートの変動により元本割れになる可能性があることや、手数料についても注意が必要です。メガバンクでは手数料は円から外貨、外貨から円に戻す際、それぞれに1円の手数料がかかります。インターネットバンキングでは各銀行が手数料を割安に設定していますが、それでも50銭前後かかるのが相場です。

 

金利目的で長期運用するならFXがおすすめ

 

外貨預金はFXよりもかなり手数料が高いため、外貨に投資したいのであればFXで投資することをおすすめします。

 

例えば、米ドルの外貨預金であれば多くの銀行では1米ドルあたりの手数料が1円となっています。1ドル100円とすると約1%の手数料がかかることになります。一方、米ドルの金利は0.2%程度と、手数料より安くなってしまいます。大きく為替差益が出ない限り儲けることはできません。

 

ですが、外貨預金の代わりに手数料の安いFXをつかって長期運用するという方法があります。FXは1日に何回も取引をするデイトレーダー向けの使用になっており、手数料がかなり安くなっています。

 

例えばFX会社のSBI FXトレードであれば米ドルの手数料(スプレッド)は0.29銭と外貨預金よりもかなり安くなっています。

 

FXはハイリスクだと思われがちですが、レバレッジ(倍率)をかけずに取引をすれば、ほとんどロスカットをする可能性がなく、外貨預金同様長期保有することができます。しかも、FXであれば定期預金のような期間の定めがなく、24時間いつでも取引ができ便利です。

 

FXは外貨預金よりも多くの点で優れています。

 

手数料が外貨預金よりもかなり安い
金利も外貨預金より高い
平日は24時間いつでも取引ができる
信託保全が整備されている
レバレッジをかけることができる

 

もし、外貨に投資したいと検討しているのであれば、FXという方法も考えてみてください。

 

FXは少額からでも始めることができます。まずはどんなものかやってみたいという人は当サイトを参考にしてください。

 

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