FXはいくらかかるの?FX少額取引のすすめ

外貨預金の歴史について

1973年に為替相場が固定相場から変動相場に移行されてから、外貨預金は儲かった試しのない金融商品でした。なぜなら、為替相場は戦後の1ドル=360円から1円たりとも円安方向にドル円相場はいっていないからです。また、株式やFXの配当やスワップ金利に相当するドル円預金の金利、すなわち米ドルの金利も日本と大差ないものだったからです。むしろ、高度経済成長時には円金利は米ドルよりもはるかに高い状態でしたので何も海外に預金を求める状態ではありませんでした。円自体も、年々強くなっていたわけですからわざわざ、弱くなるドルに預金など持つ必要がなかったのです。

 

しかし、状況が変わったのは日本のバブル崩壊を経て日本の金融危機が起こったときです。一番、日本の金融機関が信用に足る機関ではなくなったことがあります。このときの状況は大手都市銀行の北海道拓殖銀行が倒産し、ほぼ、国営銀行の日債銀や長銀も破たんしました。証券会社は山一証券や三洋証券も倒産をしたのです。また、りそな銀行は一時国営銀行になりました。現在ある、三井住友銀行は、もともと住友銀行や三井住友銀行のほか、太陽神戸銀行、協栄銀行などの合併ですし。東京三菱UFJ銀行にしてももう母体の銀行が何かはわからない状態です。みずほ銀行も日本興業銀行、富士銀行、第一勧業銀行の巨大銀行の合併銀行になります。このように大手都市銀行がこのくらい縮小したのは、一重にバブル崩壊と、日本の金融危機の影響になります。

 

そこに、銀行のペイオフが解禁になり、金利はほぼゼロという状態です。この状態が今でも続いていますし、また今後も続くと思います。

 

このバブル崩壊以降、日本の年金行政もおかしくなり老後に対する考え方もバブル崩壊以降全く変わりました。

 

1ドル360円に設定されて以降、一度も円安方向にいったわけではないのですから、日本人の意識は外貨預金にいくということはありませんでしたが、金融危機以降は、金利もゼロ、おまけに銀行もペイオフ解禁によって1000万円以上の預金、金利を保証しなくなりました。

 

そのときに注目されたのが外貨預金になります。アメリカの金利は高いですし、ちょうどIT革命を経てレーガノミックスの失敗から立ち直ってきたこともありました。バブル崩壊後、金融危機によって一時外貨預金が見直されましたが、湾岸戦争のアメリカの財政が不安視されたことにより再び、円高になりました。そこから円安になったのは最近のテレビですっかり円高論者になった榊原英資さんが大蔵財務官としてドル円相場を一気に79円から140円にしました功績が認められミスター円と呼ばれました。

 

その後日本の財政悪化と先の見通しが暗いという理由で外貨預金ブームが起きました。

 

一番最初に流行ったのが当時の小渕内閣が進めた、金融緩和策により、1ドル100円で外貨預金を行えば、儲かるというような都市伝説みたいなものが生まれてきました。実際に100円で外貨預金をすると、1-2年後には20-40円の利幅が出て、さらに金利がいいということで大ブームになりました。その前にゴールドが1000円/グラムを切ったときに大量に購入したら大幅に儲かったこともあったと思います。

 

その後、2004年、2006年にも100円すれすれまで円高になりいい実績を残したのがこの外貨預金ブームの走りになります。問題は2007年に100円を切ったときでした。当時、私はFXの担当をしておりましたが、正直言って、アメリカと欧州のサブプライムの問題が頭にあり、あまりやらないほうがいいよ、とお客様にはお話していましたが、2回、いい思いしている方は全くいうことをきかなかったという思い出があります。

 

その後、リーマンショック、東日本大震災が起こり、100円代で外貨預金したものが生活のために外貨預金を崩したのは何度も聞きます。

 

私はアベノミクスの前、野田総理の最後の夏、ここで、外貨預金をやったらいいよ、と話をしましたが、当時のテレビ、マスコミは円高論まっさかり。円安になるよ、なんていうと嘘つき呼ばわりされたものです。その結果は現在の通りです。

 

日本の外貨預金は、1990年以降の金融危機、ペイオフ解禁以降に流行しました。まだ、FX同様歴史の浅い金融商品になります。歴史を振り返ると簡単に上記の失敗した人たちは、自分で金融の知識なく「ドル円相場が100円近くなったら外貨預金」と思いこんでいたことにあります。そんなに金融の世界は甘くはないよ、とこの道、20年のプロは思います。

 

たぶん、今度、円安方向に行くと、オーストラリア、ニュージーランド、ランド等に人気が集まると思いますけど、私は止めておいたほうがいいと思います。オセアニア、ランド、カナダなどの高金利通貨に人気が集まるとは思いますけど、この通貨群でいい思いをした人たちがまた、ド素人を巻き込んで大ブームになるのではないか、そういうとき、大衆人気がついた商品は大変危険だと思います。

 

金利目的で長期運用するなら外貨預金よりもFXがおすすめです

 

では、外貨投資は諦めたほうがいいのか?という話ですが、そんなことはありません。

 

外貨預金の代わりにFXをつかって長期運用するという方法があります。

 

FXは1日に何回も取引をするデイトレーダー向けの使用になっており、手数料がかなり安くなっています。

 

FXはハイリスクだと思われがちですが、レバレッジ(倍率)をかけずに取引をすれば、ほとんどロスカットをする可能性がなく、外貨預金同様長期保有することができます。しかも、FXであれば定期預金のような期間の定めがなく、24時間いつでも取引ができ便利です。

 

FXは外貨預金よりも多くの点で優れています。

 

手数料が外貨預金よりもかなり安い
金利も外貨預金より高い
平日は24時間いつでも取引ができる
信託保全が整備されている
レバレッジをかけることができる

 

もし、外貨に投資したいと検討しているのであれば、FXという方法も考えてみてください。

 

FXは少額からでも始めることができます。まずはどんなものかやってみたいという人は当サイトを参考にしてください。
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